YNSAとは
宮崎県日南市の山元病院理事長、山元敏勝医師が考案した、頭(頭皮)にする鍼で、1970年頃に確立され、診療に応用されています。(※1)
山元敏勝先生(写真右)と当院小出医師
“主に、すべての痛み(首、腰、肩、頭痛)・神経痛の治療、(めまい・耳鳴り・不眠・更年期障害等)不定愁訴の治療、脳出血・脳梗塞における半身不随・麻痺・言語障害、難病、パーキンソン症候群等に活用され、特にドイツ、アメリカ等欧米においては、YNSA (Yamamoto New Scalp Acupuncture)として普及し、活用されています。今までの鍼治療とは全く異なり、即効性のある効果をあげています。”(※1より引用)
日本では、伝統的鍼灸の歴史的な背景も影響し、まだあまり一般に知られてはいませんが、ここ数年、YNSAを勉強し、治療に取り入れる鍼灸師・医師も徐々に増えてきました。山元先生は、ハーバード大学を含め、国内外で精力的にセミナー等の教育活動をされています。
学会
日本でのYNSAの普及・成長・発展のため、山元医師が会長となり、2013年にYNSA学会が設立されました。(※2)